資料館には、数十万ページにのぼる資料が保管されています。それらは、痛苦の歴史であり、被害者のカルテや、個人情報、新聞記事データ、本部闘争経過資料であり、それゆえ何度か強奪未遂の対象にされてきました。
一次史料の中身に関しては、簡単に公開できるものばかりではありません。また被害が続いているなかで、ヒ素缶などの断片をモノのように見せても、結局、苦難にあえぐ被害者と、その裁判を黙殺するような姿勢は、被害者遺族としては感心できません。
一次資料は、いまなお苦しんでいる特に重症被害者を救う形で扱われる必要があるというのが、一般の資料館とは異なる考えです。
被害者の病状記録が病院にしかないというのは事実誤認です。カルテがある、などと見世物主義的に扱う傾向には異論があります。
被害者にとっての真のカルテとは何か、『科学技術のリスク評価 森永ヒ素ミ粉乳中毒事件を中心に』(中島貴子著 中島秀人解説)でも触れられています。
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1.WHO[世界保健機関] 搾取的粉ミルクマーケティングの衝撃的レポート [1] [2] / 2.United Nations University Press [国際連合大学出版] 技術と産業公害> 森永ヒ素ミルク中毒事件 [English Version] [1] /3.Report of Morinaga Arsenic Milk Poisoning Incident [English Version] [1] [2]
©森永ヒ素ミルク中毒事件資料館
©Museum of Morinaga Arsenic Milk Poisoning Incident